断捨離や片付けで不用品や粗大ごみがたくさんある時は、不用品回収業者にお願いすることで、一気に処分することができます。
便利な不用品回収業者ですが、はじめて利用する方も多く
・どうやって頼めばいいのだろう
・いくらくらいなのだろう
・伝えるべきことが分からない
・安心できる業者の選び方が分からない
などの不安を感じている方も多いです。実際、不用品回収業者の中には、無許可で営業していたり、ぼったくりの金額を提示してきたりと、悪質な業者もいます。
また、せっかく優良業者を選んでいても、見積りのやり方を間違えると、相手の解釈違いなどから、想定外の追加料金が発生したり、トラブルに繋がってしまうこともあります。
不用品回収はオーダーメイドのように、お客様の要望に合わせて商品を考えていきます。十人十色のサービスです。
不用品回収の見積りの取り方とポイント
不用品回収の流れ
不用品回収の流れをざっくり説明すると以下のようになります。
様々な方法で優良業者を探す。
実際に現場を確認してもらうことで、正しい金額が出せます。
それでは、はじめから解説していきますね!
STEP1|不用品業者を探す|粗大ごみ・不用品回収業者の探し方3選
ネットで検索する
ネットで「不用品回収 ◯◯市」「粗大ごみ回収 ◯◯市」などと検索し、業者を探します。
企業サイトがあれば、そこから電話やメール、お問合せフォームなどから見積りを依頼することができます。
(捨てたい不用品がある)市区町村を含めて検索することです。地元の許可業者を優先して見つけることができ、交通費などの費用を抑えられる可能性が上がります。
役所に問い合わせる
地域の役所へ電話で問い合わせをします。「処分したいものがあるが、方法がわからない」「自分では運べないので業者を探している」と伝えることで、地域の許可業者を教えてくれます。
各役所のホームページに記載されていますが、不用品回収に適している許可業者を教えてくれることもあるので、電話などで直接聞くといいです。
一括見積りサイトを利用する
多くの許可業者の中から探したり、ひとつひとつ連絡したりが面倒な方は、一括見積りサイトの利用がオススメです。全国の回収業者から適切な業者を選び一括で見積りを依頼することができます。
会員登録も不要で簡単依頼。地域によっては業者が3社そろわないことがあるので、その際は他の方法も組み合わせる必要があります。
その他、知り合いの方などに不用品回収を利用したことがある人がいれば、教えてもらうのも良いですね。
STEP2|回収品の確認、確認すること、伝えないといけないこと
見積りを依頼する際に回収品の確認があります。見積り依頼時の簡単な説明で足りることもありますが、以下のような場合は現場までの出張見積りがオススメです。
そもそも量が多くて困っているので、不用品回収を利用するほとんどの方が該当すると思います。
見積りを依頼した件数分の対応が必要ですが、後々トラブルに繋げないために一番重要な工程ですので、頑張りましょう。
回収品を見てもらう
はじめに、回収をお願いしたいものを全て見てもらいましょう。当たり前ですが、ここで伝え忘れたものは後から追加料金が発生する可能性が高いです。
許可について確認する
回収品を処分するのに必要な許可が何かを尋ね、依頼した業者が許可業者であるかを確認しましょう。
基本的に家庭からでる不用品やごみは「古物商」や「一般廃棄物収集運搬」の許可が必要です。無許可の業者は論外です。特に、明らかにごみと考えられるものは「一般廃棄物収集運搬」の許可がなければ運搬や処分をすることができません。
丁寧に説明できる業者であれば安心できます。また、その企業のサイトや、各地域の役所へ問い合わせれば許可業者であるか確認することができます。
回収までに自分でできることがないか相談する
回収当日までのちょっとした工夫で回収費用を下げられる場合もあります。見積りにきた業者に相談してみましょう。
業者からしても作業量が減るので、相談に乗ってくれることが多いです。
こちらの記事で詳しく解説しています↓↓
見積書の発行を依頼する(状況次第)
状況次第ですが、トラック1台で済むような場合は、出張見積り時にすぐに正確な金額か概算を教えてくれます。
金額や概算に納得できない、また、下記の相場よりも高額だった時は、見積書の発行を依頼して、内訳の確認をしたいことを伝えましょう。
車の種類 | 積み込みサイズ 目安(㎥) | 金額 |
---|---|---|
軽トラック | 1.5㎥ | 15,000円~20,000円 |
1トントラック | 2㎥ | 20,000円~25,000円 |
2トントラック | 4㎥ | 35,000円~50,000円 |
STEP3|見積り金額の確認、比較
各業者からの見積書や正確な金額が揃ったら比較をしていきましょう。優良業者のポイントは
・内訳が記載してあり、納得できるか
・安すぎる金額には注意する
内訳が記載してあるか
不用品回収は、運搬費、分別費、処分費など、様々なところで費用を計算していくので、回収品が多く、高額になればなるほど内訳が重要になります。
業者によっては「処分費:1式」のように1行で済ますところがありますが、これでは一体何にどれくらい費用が掛かっているのか分かりません。
金額に納得していれば構いませんが、個人的には2万円を超える場合は内訳を求めた方がいいかと思います。
安すぎる金額には注意する
相場金額と比べ安すぎる時は注意して、処分方法も確認しておきましょう。
転売や不法投棄など、自分が思っていない処分方法を取られ、最悪依頼した側にも罰則を受ける可能性もあります。
STEP4|回収日を決める
見積り金額の確認、比較をし、業者を決めたら回収日を決めましょう。ここでもポイントがあります。
可能であれば、できるだけ業者の都合に合わせてみましょう。当日や、無理のあるスケジュールよりも業者の都合がいいタイミングにすることで、費用を抑えられる可能性があります。
STEP5|回収当日
回収当日、あとは業者に任せて、トラブルが起きないように見守るだけになります。これまでのポイントを押さえていれば優良業者を選んでいるので、安心して任せられるでしょう。
不用品回収は肉体労働・・・ちょっとした差し入れがあると私たちが元気になります!(笑)
余裕がある方はご用意いただけると嬉しいです。
まとめ
初めての方が多く、不安の多い不用品回収。リサイクルやごみの処分にも様々な法やルールがあり、それらに違反した業者が不法投棄など、依頼主の意に反した処分方法をとることも・・・
以下のステップ通りにすすめることで、優良業者に安心して回収を依頼することができます。
様々な方法で優良業者を探す。
実際に現場を確認してもらうことで、正しい金額が出せます。
本記事のポイントを実践して、1人でも多くの方が安心して、正しい業者を利用できれば嬉しいです。