粗大ゴミや不用品が大量にあるとき、回収業者に依頼すると、まとめて処分することができますが、不用品回収の金額が高くなることで、処分を諦める方も多いかと思います。
回収金額はごみの量だけでなく、様々な要因から決まります。それらの要因を理解すると自身の工夫で減額することも可能です。
この記事は以下の方にオススメです
業者目線ではあまり言いたくない情報ですが、是非ポイントを抑えて、お得に回収業者を利用しましょう!
不用品回収費用の内訳を知る
はじめに、不用品回収のどこで費用がかかっているかを理解する必要があります。
一例を紹介すると
~回収内容~
・車 軽トラック1台
・作業時間 1時間程度
・作業員数 2名
・回収品 タンス2個、机1個、椅子1個、燃えるごみ、燃えないごみの混ざりもの
不用品回収のほとんどが人件費であることが分かります。もう少し細かく見ると、以下の通りです。
- 廃棄物を仕分けする時間(選別・分解・分別)
- 廃棄物を車両へ積み込む時間
- 廃棄物を処理場へ運搬する時間
口頭説明やお渡しする見積書にここまで細かい内訳は載せないです。
見栄えを重視してオプション無料と表記していることもありますが、裏でちゃんと計算してあるのが普通です。
不用品回収を安くするコツ
① 2〜3社の見積りを比較する
複数社の見積もりを比較することで、地域の相場や、本当に信頼していい業者なのかを見極めることができます。
回収先や処分場までの距離、回収品を一時的に保管するスペースをもっているのかなど業者によって違いがありますので、意外と金額に差がでます。
不用品業者は自社サイトやクチコミが無い場合も多く、なかなか探しにくいです。地域の役所に問い合わせて教えてもらい、電話やメールで見積りを依頼していきましょう。
自分で探すのが面倒な方は一括で見積りがとれるサービスを利用すると楽ですよ。
② 自分で処理できるものがないか、改めて振り返る
不用品が大量にあったり、自分で処理場へ運ぶ時間がなかったりすると、深く考えずにまとめて業者にお願いしたくなります。しかし、改めて確認すると簡単に処理できるものがのこっていることも多いです。
無料回収・買取など、自宅で箱詰めするだけで簡単に処理してくれるサービスがありますので、該当するものがあれば積極的に活用しましょう
③ 自分で分別、分解してみる
ごみはほとんどの地域で、燃えるもの、燃えないものとで分別をしなければ処理することができません。分別の手間代が見積りに加算されます。
その際、各市区町村の分別ガイド、役所、見積りに来た業者に問い合わせを行い、自分でできる範囲の分別をしましょう。
また、自宅にあるもので簡単に分解し、仕分けられるものがあれば、分解に挑戦するのもいいです。
座椅子や、ラックなど家庭にある道具で結構簡単にこわせますよ!
④ 細かなものは袋や、不要な箱にいれて運びやすくする
小さい物や細かな物は、業者が運び出すときに、まとめる作業が発生しますので、事前に袋や箱に入れて回収作業の効率があがるようにしておきましょう。
その際、以下のようにしてしまうと、反対に手間がかかって金額があがる可能性があるので注意してください。
・分別しないで袋に詰めてしまう
・詰め込みすぎて袋が重くなってしまう
・刃物や、カドがあるものを袋に詰めることで、袋が破けやすくなっている(小分けにするか、箱に入れる)
⑤ 運び出しがしやすい場所に集めておく
回収品が、周りに家財道具がある部屋の奥や、2階の部屋などにあると、養生や、運び出しに人手と時間がかかるため見積り金額があがりやすいです。
玄関先や庭など、運搬車両に積みやすい場所に集めておくことで作業時間が短くなり回収金額を安くすることができます。
【まとめ】不用品回収費用を安くするコツ5選
たまった不用品をまとめて一気に処分できる不用品回収。整理しなくともそのままの状態で回収できるメリットですが、少しの工夫で回収費用を安くすることができます。
不用品回収費のほとんどが人件費です。仕分けや運び出しなど、業者のかかる時間を減らすことが、回収費用を下げることにつながります。
ポイントは以下の5つ
① 2〜3社の見積りを比較する
② 自分で処理できるものがないか、改めて振り返る
③ 自分で分別、分解してみる
④ 細かなものは袋や、不要な箱にいれて運びやすくする
⑤ 運び出しがしやすい場所に集めておく
意外と簡単にできる部分を見過ごしている方も多いです。自身のライフスタイルと相談しながら、お得に不用品回収業者を利用していきましょう!